長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”


長野県は駒ヶ根市、木曽駒ヶ岳の麓にある
マルス信州蒸溜所 さんへ行ってきました。
ネットで見つけたのですが、失礼ながら
見たことも飲んだこともないメーカー。
本坊酒造株式会社という会社の
ウイスキー部門とのこと。

新宿から高速バスで4時間で駒ヶ根市。
そこからバスで10分ほどの駒ヶ岳麓の
菅の台バスセンターから徒歩15分ほど。

長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
Google Map でのルート案内では

使われませんが、徒歩専用橋があって
ショートカットできます。

長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
国産ウイスキーといえば、TV「マッサン」の

竹鶴政孝氏が有名ですが、
このマルスの生みの親、岩井喜一郎氏は
竹鶴氏の上司だった方とのこと。

ここは団体でなければ予約不要です。
平日ということもあって、ほとんど人が
いない穴場的な感じでした。
サントリーの白州蒸留所とちがって
こじんまりした感じが良いです。

受付をすませて、見学開始。
案内ガイドをいただいて、自由見学。

長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
ウイスキーの濃厚な香りがします。

長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
基本的には冬稼働らしくお休み中。

見学コースは10分ほどで終わる
簡単なもの。
そしてお楽しみの試飲コーナーへ。
長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”

こちらで無料・有料の試飲ができます。
マルスさんでは南信州ビールとい
ブランドでビールも醸造していて
4種類ほどあったたので、早速ビールから。
長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
クラフトビールとして充分な美味しさ
でした。50mlで150円、300mlで450円
地ビールとしては安いのでは。

そして本命のウイスキー
長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”

率直に言うと有名ブランドに比べると、
荒いというか熟成が足りない感はありますが、
独特の個性があって、また飲んでみたいという
気にさせます。

このリストにはないのですが、完売の
シングルモルト「駒ケ岳」も
係の方に聞いたら出していただけました。
私がシングル好きのせいか、「駒ケ岳」と
ブレンディットモルトの
「越百」と書いてコスモとよむ、が
美味しかった気がします。
といいつつ、お土産で買った
ブレンディットの「信州」も
美味しかったです。

長野駒ヶ根 マルス信州蒸留所”山のウイスキー”
写真がブレてしまっていますが、
マルスさんは20年ほど前に販売不振で
いったん蒸留をやめてしまい、
2011年から再開したとのこと。
熟成に時間をかけるウイスキー製造では、
いろんな苦労があるのでしょう。
このまま継続していけるよう、
応援したくなりました。

周りの景色も綺麗で、千畳敷カール、
駒ケ岳の寄り道にもぴったり。
おすすめです。

2016年9月1日訪問


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