山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”


梅雨の合間に天気予報を睨みつつ、
山梨県北杜市の
サントリー白州蒸留所を見学してきました。

試飲をするなら自家用車では行けません。
私達はJR小淵沢近くの市営駐車場に車を
とめて、シャトルバスで向かいました。

約15分ほどで到着。
蒸留所の駐車場から見る八ヶ岳。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”


山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
予約の時間になったら20名ほどが集まり、

ガイドさんの案内で、製造棟に入ります。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
仕込みの大きな釜。暑いくらいの場所で、
酒粕のような香りがしていました。
原材料の大麦と水を混ぜあわせ、
デンプンを糖化させます。

山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
続いて、木桶による発酵。
ここで麦の糖分がアルコールに変化していきます。

山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
そしてポットスチルという釜で熱を加え、

アルコール分を抽出。やっとお酒になりますが、
この時点では無色です。

ここで製造棟をでて、貯蔵庫へ。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
貯蔵庫は何十棟とあるのですが、
それぞれにぎっしりとオーク樽に詰められた
ウイスキーが置いてあります。ここでゆっくりと
熟成されていきます。製造棟の酒粕の
香りと異なり、ここはもうウイスキーの香りが
充満しています。お酒の弱い方はここで
酔ってしまうそうです。

さて、お待ちかねの試飲。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
ハイボール用の白州シングル1杯と、
原酒15ml2杯、白州15ml一杯+おつまみ。
テイスティングや、ハイボールの作り方など
レクチャーいただきながら、試飲します。
結構酔います。。。

が、終わった後はさらに隣接の試飲バーに
行きます。
ここは格安で試飲ができるが、
おつまみなし、
持ち込み禁止という
ハードなバーです。

山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
一杯はすべて15ml
せっかくなので高いものから。。。

白州25年2,900円。
ボトルで定価10万円とかなのでほぼ原価です。
メニュー評価はこちらをご参考ください。
すべて飲みたくなりますが、試飲もして
いるので、無理は禁物。。。

山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
白州蒸留所ニューポットは、
樽詰めする前の原酒。

麦焼酎みたいな感じ。美味しい!という
味ではないですが、蒸留所ならではなので、
お値段100円も含めておすすめです。

だいぶ酔っぱらいフラフラしながら、
ウイスキー博物館見学。
サントリーのウイスキー製造の歴史が
見られます。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”
ここも中々の充実ぶり。

特に昔の広告は、なかなかオシャレです。
山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”

事前予約と、試飲のための交通手段を
考えると手間はかかりますが、
ウイスキー好きにはぜひ行って欲しい
おすすめの場所でした。

こちらは、八ヶ岳の中腹からみた、

蒸留所方面。南アルプス天然水も同じ
敷地内で製造しているのですが、
山の恵みをうけて、森のなかで作られて
いることが分かります。

山梨北杜 白州蒸留所”森のウイスキー”

2016年6月17日訪問


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