奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”


吉野、奥吉野の桜を見るのに、
奈良県吉野郡天川村洞川(どろがわ)の
旅館 奥村宗助奥吉野 奥村宗助”修験者の宿” さんに泊まりました。
開業150年以上だそうです。

ご主人夫婦と宿のスリーショット
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”

この洞川地区は奥吉野のさらに山奥なのに、
不思議と寂れてない温泉街です。
到着してから知ったのですが、
修験者が大峰山に修行する際の拠点でした。
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
吉野口から車で45分ほど、山道を
登り続けると到着します。
駐車場は宿から2分ほどのこちら

奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
広い部屋で炬燵が似合います。古民家のような風格あり。

目の前は街の真ん中を流れる山上川。
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
その向こうは修験者が修行をする龍泉寺。
宿から正面が見えることから、
毎年5月3日の戸開式から
9月23日の戸閉式までは、大勢の
修験者が宿泊して、部屋も襖を取り払い、
大部屋にするそうです。街には法螺貝が、
鳴り渡るなど、雰囲気が全く違うそうです。

 

奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
食事はおぼろ豆腐を選択。ふわふわで初めて
食べる食感でした。水の美味しいところは
豆腐も美味しいと言いますが、最高でした。

日が暮れてから、街を見てみると、
なんとも不思議な感じ。
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”

翌朝、向かいの竜泉寺に行ってみました。
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
奥の山をのぼると10分ほどで、
吊橋がありますので、渡ると展望台に登ると、
街が一望できます。

奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
龍泉寺では、枝垂れ桜が満開でした。

おみやげの陀羅尼助丸(だらにすけがん)
奥吉野 奥村宗助”修験者の宿”
吉野山でもおみやげ屋に売ってましたが、
修験者が使っていたという胃腸薬。
この洞川では需要が高いのか、
多くの販売元があり、パッケージがそれぞれ
特色があって格好いいです。

一軒、普通の温泉街ですが、何か不思議な
空気の漂う温泉街の旅館、奥村宗助奥吉野 奥村宗助”修験者の宿” さん。
ご主人夫婦の接客も素晴らしいです。
場所は不便ですが、ちょっと変わった所に
泊まりたい時おすすめです。

なぜか、この街には奥村姓が多い。。。

2016年4月9日訪問


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1件の返信

  1. 旅館 奥村宗助 より:

    「たびながら」拝見させて頂きました。
    (すごいなぁ。リポート慣れしてはるわぁ。上手~)と、感心ばかり。
    当館の素敵にご紹介下さい、ありがとうございました。

    またこれからも素晴らしい旅日記を綴っていって下さいまし。

               洞川温泉 旅館奥村宗助女将より