北海道野付半島でアザラシ探し ”出会えるかは運次第”
北海道といえば動物王国。
運がよければ色々出会えると思いますが、
今回はアザラシのご紹介です。
中央やや左にポコっと顔を出しているのは
ゴマフアザラシです。
私、変わった地形を地図でみると、
どうしても行きたくなる習性があり、
予定時間が厳しいのに
つい行ってしまいました。
どうですか、この長く伸びた地形。
興味をそそります。
野付半島は、知床と根室の間にある
全長26km日本最大の砂嘴(さし)です。
砂嘴とは砂が堆積した地形で、
沿岸に近づくと砂州(砂州)と呼ばれます。
ラムサール条約に登録された湿地でもあり、
独特の景観がひろがります。
根本からネイチャーセンターまで15km。
こちらえ車を駐めます。
複数のツアーを開催している拠点ですが、
遊歩道を修復していたり、遊覧船の時間も
不定期だったりするので、事前にHPで
チェックをお願いします。
遊覧船乗り場まで、30分近く歩きます。
ポニー馬車も運行しているのですが、
団体予約というこで乗れませんでした。
時間の余裕が必要な場所です。
途中には、シカも顔出したり。
花を楽しみながらあるくと、ようやく船着場。
乗船時間ギリギリで最後走りました。
乗船時間50分のコースで、
船長さんがアザラシを探して、
いそうな場所に移動してくれます。
「今日は少ないなぁ」とのことでしたが、
何頭かは顔をみせてくれました。
船を見ても警戒しないで、こちらを眺めたり、
ふっと消えたり、マイペースな動物です。
6月から10月の間で見られるそうです。
動物に会えるかどうかは運次第ですが、
会えなくても、この湿地独特の荒涼とした
風景はおすすめです。
おまけ
北海道で出会える可能性の高い動物
知床五湖フィールドハウスに向かう道路上では
キタキツネとシカに会える可能性が高いです。
(クマも出るそうです)
ただし、告知通り食べ物は
絶対に与えないでください。
自然の中で生きられなくなるとのこと。
また動物を見るために急停車する
車があるので、運転もご注意ください。
2015年7月31日訪問